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 ILAメンバー企業であるExide Technologies社はパリに本社を有し、欧州、中東、アフリカで事業展開しているが、同社は欧州最大のソーラー自家発電所をポルトガルに建設した。ソーラー自家発電所はポルトガル首都リスボンの北東に流れるテージョ河に沿って約60㎞のカスタネイラ・ド・リバテージョCastanheira do Ribatejoと同じくテージョ河沿い約70KmのアザンブハAzambujaの2ヵ所へ建設された。

 

 ソーラー発電された電気は鉛バッテリーへ充電され、更にこの蓄電された電気で鉛バッテリーの製造と鉛バッテリーリサイクル施設の運営に使用されているとのこと。

 

 

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 両自家発電所の発電能力は合計で4.5MWpとなっている。

 

 (日本のソーラー発電では、1KWのソーラーパネルは1日2.7-3.2KWh、1年1,000KWh-1,200KWhを発電するとされているが、発電容量はその土地の年間日照時間にもよるので、明確な発電容量は示されていないが、年間4,500-5,400MWh程度の発電容量に達する電力が得られていると思われる。)このソーラー電力で同社の温暖化ガス発生量が20%程度削減されるとのこと。

 

 欧州では、このソーラー発電による鉛バッテリー蓄電方式は、欧州では最大の自家発電方式のひとつとなっている。

 

 Exide Technologies社の様な貯蔵電力に依存する企業が既に1年以上前から現れており、我々はこのトレンドの先頭を走っていると興奮していると、同社CEO, 社長ステファン・スチュウビンクStefan Stübing, CEO & President of Exide Technologies.は語っている。

 

 

(IRUNIVERSE TK)