双日は6月10日、石油元売りのENEOSとともに豪州で204メガワット(MW)のEdenvale太陽光発電所(クイーンズランド州)の建設を開始したと発表した。日本企業が豪州国内で手がける中で最大規模になるという。(地図は双日のニュースリリースから引用)

 

 この事業は、双日とENEOSにとって豪州で太陽光発電所を建設する初の案件となる。両社が50%ずつ出資した合弁持ち株会社であるSapphire Energy Pty Ltd(豪州)を通じて、再生可能エネルギー開発事業を手がけるDPI Solar 3 Pte Ltd(シンガポール)から、本事業の事業会社であるEdenvale Solar Park Pty Ltdの株式100%を買収したという。

 

 また、本事業の取り組み体制について、Natixis(パリ)と16年間のプロジェクトファイナンス契約を締結し、スペイン大手建設企業のGrupo Gransolar S.L.の豪州子会社であるGransolar Construction Australia Pty Ltdと設計・調達・建設(EPC)役務にかかわる契約を締結した。運転開始は2022年度後半を見込む。

 

(IRuniverse)