東芝キヤリア(本社:川崎市)は4月16日、ポーランドの製造子会社「東芝キヤリア空調欧州社」が出荷を開始したと発表した。(写真はポーランド工場。東芝のニュースリリースから転載)

 

 この製造子会社は、敷地面積約37,000平方メートル、建屋面積約17,700平方メートルの新生産拠点を有し、業務用空調機器や暖房・給湯機器を欧州市場に出荷する。東芝キヤリアとしては国内2拠点およびタイ、中国、インドに続く、6つ目の空調機製造拠点となる。

 

 欧州では現在、ガスを中心とした燃焼系ボイラーによる温水暖房・給湯が主流だが、より省エネ性の高いヒートポンプ技術を使った暖房・給湯機器の需要が急速に拡大しているため、業務用空調機器や暖房・給湯機器の市場は今後も成長が期待されている。 

 

 (IRuniverse)