伊藤忠商事は3月30日、欧州を中心に植物油製造・販売事業を展開するProvence Huiles S.A.S.(本社:フランス・ヴィトロル)の株式を追加で取得し、完全子会社にしたと発表した。 (写真は伊藤忠商事のニュースリリースから転載)


 Provence Huilesはグレープシード油、高オレイン酸ひまわり油など植物油を主に取り扱っている。同社が世界最大規模の生産量を誇るグレープシード油はワイン製造後のぶどうの残渣から集めた種子を原料に製造され、資源再利用・循環型の商品として知られている。

 

 また、フランス産の原料では種子から精製油までの一貫製造が可能であり、厳格な運用が必要なオーガニック油などのサステナブル対応製品にもいち早く注力するなど、付加価値の高い植物油の安定供給とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献している。

 

(IRuniverse)