1月28日11時、昭和電工は会社分割によるアルミ缶事業及びアルミ圧延品事業の承継、並びに連結子会社の異動を含む一連の取引に関する基本契約締結のお知らせを発表した。

 

 同社は、21年6月1日及び21年8月の日を効力発生日(いずれも予定)として、会社分割(吸収分割)により同社のアルミ缶事業を同社の100%連結子会社である昭和アルミニウム缶に、アルミ圧延品事業を同100%非連結子会社である昭和電工堺アルミに、それぞれ承継することを含む一連の取引に関する基本契約をApollo Global Management Inc.の関連会社が投資助言するファンドが保有する特別目的会社との間で締結することを決定した。本基本契約に基づく一連の取引により、昭和アルミニウム缶は同社の連結子会社から外れる一方で、独立会社としてApolloに引き継がれる見込み。

 

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(IRuniverse 井上 康)