2021年1月8日 

   豊田通商は8日、ベトナムの大手建設不動産企業Vietnam Construction and Import-Export Joint Stock Corporation (ビナコネックス社)から同社が保有するノイファット水力発電所(発電容量:84MW)の事業会社であるNorthern Electricity Development & Investment Joint Stock Company No.2(NEDI2)へ経営参画するため、NEDI2の株式を35%取得したと発表した。豊田通商として初めての海外水力発電事業への出資参画となる。(写真はノイファット水力発電所、豊田通商の公式hpから転載)
 NEDI2は、ベトナム国営電力公社と25年間の売電契約を締結し、安定的な操業を続けている。豊田通商が参画することで、日本の水力発電技術やノウハウを活用し、オペレーションの改善や発電コストの低減に取り組む。今後、NEDI2の運営を通じてビナコネックスとベトナムで水力発電をはじめとした再生可能エネルギー開発の可能性を検討するとしている。

(IRuniverse)