ウクライナ・エネルギー省は2日、敵対行為により電力供給が遮断されていた契約者約7万6300世帯への電力供給が8月1日に回復したことを明らかにした。

 

 電力供給が回復した地域別の内訳は、ドニプロペトロフスク州3万5080世帯、ドネツク州2万7600世帯、ハルキウ州1万2400世帯、ミコライウ州1080世帯、ザポリージャ州100世帯。

 

 ガス供給は、431世帯で回復した。

 

 同国のエネルギー企業は、国民へのエネルギー供給を迅速に回復するために最大限の努力を払っているが、一部地域では、敵対行為の激化、地雷除去活動、電気ネットワークへの新たな攻撃により、緊急復旧作業が複雑または不可能になっているという。

 

 8月2日現在、計約60万5500世帯が敵対行為による被害のため、電力供給を受けられないでいる。電力供給を受けられないでいる地域別の内訳は、ドネツク州約36万4800世帯、ルハンスク州12万8200世帯、ハルキウ州3万3700世帯、ミコライウ州3万1100世帯。

 

 ガス供給を受けられないでいるのは約23万9000世帯。

 

 

(IRuniverse M.H)