今朝4月25日のNHKR1がフランス大統領選でマリーヌ・ルペン氏を排してエマヌエル・マクロン氏が更に5年間大統領を継続する事が決まったと伝えた。

 

 しかしNHKラジオR1が伝えた最新の開票結果では、マクロン氏は56.62%に対してル・ペン氏が43.39%まで迫り、極右勢力がフランスでは、大きく得票率を高めた事が明白になった。

 

 仮にル・ペン氏が大統領に選択された場合、世界の政治勢力の地殻変動となる大きな危うさがあった。

 

 ル・ペン氏の政治スタイルは、米前トランプ大統領の政治手法に酷似し、大衆を扇動するポピュリストで、EUを率いるグローバリスト達を軽侮し、NATOを批判し、更にロシアのプーチン大統領を同胞とする見識であり、仮にル・ペン氏が勝利した場合、米国と強い結びつきを維持していたフランスの政治姿勢の変化は、現在のウクライナ問題への西側対応に大きな裂け目が出来る非常に危うい状況への懸念があった。

 

 

(IRUNIVERSE Katagiri)