もしかしたら電車の将来は明るいかもしれないと思われるハイブリッド電車をJR東海が公表した。これまで電車は架線が無いと走れなかった。しかしもし架線の無い所でも電車を走らせるなら、長距離ではバスよりも競争力があると想像できる。

 

 来年22年にJR東海が、ハイブリッド電車を走らせることが判った。名古屋から飛騨高山と南紀の2路線の架線の無い区間もディーゼルに依存しないで走行する。これまでのディーゼル車を改造してバッテリーを搭載した事で、ディーゼルに依存する度合いは、相当削減できるので、排ガスの懸念は、二酸化炭素と窒素酸化物が夫々、30%と40%削減できると。

 

 北海道や東北、四国、九州など人口の少なくなる地区の交通手段がバスからハイブリッド電車に再度復活する可能性がある。と言うのも今回のハイブリッド電車は、重量を軽量化してエネルギー消費を40%も削減したと発表されている。何故高速走行でハイブリッド車を軽量化出来たのか、もう少し探ってみたい。電車は高速で走行するので、浮き上がり脱線する危険性もあると思うからだ。

 

 ハイブリッド電車はその上に時速120㎞のディーセル車としては最高速度を記録したとも発表された。ハイブリッド車の運転車輛では、ディーゼル2台を1台に削減し、バッテリーを搭載したと。

 

 是非ハイブリッド電車に一度乗ってみたいものだ。この技術はアジアの国々にも貢献するかも知れないと思量する。日本の挑戦にも期待したい。

 

 

(IRUNIVERSE TK)