東京大丸店にて、MAGO 氏の制作作品の展示会が7月14日から27日まで行われました。
前回は新宿伊勢丹での展示会についてお伝えしましたが、今回はそこから3ヶ月後のお話。
今回の展示会は「超越」がテーマ。
前回の「天命回帰」からの心の変化、想いに触れたくなって、訪ねてみました。
今回の展示会では、催事場だけでなく、ビル内のいくつかの階に分かれて展示がされており、より多くの人の目に触れてほしいという想いが伝えられているように感じました。
とくに、エスカレーター前にあるこの作品は、訪れる人の目に留まり、興味を持つきっかけになるのだろうと思いました。
(5階エスカレーター前の展示と案内)
さて、実際のメイン会場を訪れると、前回とはまた違う作品たちが。。
直接MAGO 氏にお話をお伺いしてみると、
「前回から200点以上作品制作しました」
とのこと。
たった3ヶ月ほどで、ご自身で200点も制作されたのには驚きました。
今回のテーマである「超越」に関しては
「限界を超えていきたいという想い。現在のコロナ禍などの難しい局面や今ある状況から抜け出していきたいとみんな思っていると思う。その状況から抜け出したり、また、自分自身の限界も超えていきたい。」
とお話されていました。
今回は10メートルもある作品にもチャレンジされたということで、壁一面にできあがった宇宙のアートも感じるものがありました。
私が今回の展示で一番気になったのは、この女の子がドレスを着ている作品です。
ぱっと一見見てみると素敵な服を身にまとっているように見えますが、身につけているのはe-wasteでできたもの。美しさの中に込められているメッセージをくみ取ってほしいと感じられる作品でした。
そして、ハリウッドでのドキュメンタリーの制作についても着実に進めているとのこと。
「原本はできあがってるんです。完成を楽しみにしていてください。」
現在の状況下では難しいこともたくさんありますが、その中でも、エネルギーを持って、進み続けているのだなと感じました。
さて、オリンピックもいろいろなドラマが繰り広げられ、幕を閉じました。
様々な人たちが、自分の目標に向かいながら、
でも、時には、それを見失ってしまいそうになり、
葛藤を抱えて、でも、それでも進み続けていく。
そんな場面に立ち会えることは、とても感慨深いことだなと感じました。
MAGO氏のガーナへの想い。。
先日見た、いつまでも燃え、引き継がれていくオリンピックの聖火を彷彿させ、またここから新たな1ページが綴られていくようです。
いろんな想いが交差する中で日々を生きている私たち。
思いやりや優しさ。
チャレンジや勇気。
それらが素敵な金糸となって、私達の心を包むベールになったら。。
アートとサステイナブル・キャピタリズムの融合。
難しいけれど、そこから産まれる化学反応にはとても刺激的なものがあります。
MAGOさんの作品、そして、ガーナの子供たちが描いた作品、ぜひホームページでもご覧になって見てくださいね。
〈参考情報〉
https://www.magogallery.online/
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星野月子(Tsukiko Hoshino)
元公務員、現在はパラリーガル、モデル、アーティスト。それぞれ1人1人がどうありたいのか、ありのままのその人を大切にしたいと感じながら活動中。
ウィンナーワルツ(社交ダンス)や絵を描くこと、茶道、YouTube など表現することが好き。
今この瞬間に心に芽生えたもの、感じたことを大切にして、身体中に染み渡るその感覚に浸って、常に新しいことにも触れていたい。
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