第7回国際二次鉛会議（ISLC）はオンラインで9/2～9/3

　2年に一度の国際二次鉛会議（InternationalSecondaryLeadConference）の第7回目は来る9月2日～3日、オンラインで開催されることとなった。前回、第6回目はインドネシアのバリ島で行われ、IRUNIVERSEも出席した。

（関連記事）

　・ISLC　Report 1　国際二次鉛会議　バリ島で開幕！

　・Lead-Special archive

　ISLCは世界で唯一の二次鉛に特化した専門的な会議であり、中国、インド、欧米、豪州、韓国などから鉛二次精錬メーカー、トレーダー、関係団体、研究者が一同に会する。今回の第7回目のISLCはオンラインで行われるが、世界から250名以上の参加者が見込まれている。

　今回は鉛バッテリーリサイクルの真のサーキュラーエコノミーに捧げられた唯一の国際会議と銘打っており、いまや電池＝リチウムイオン電池という趨勢のなかで、主催者も鉛バッテリーの総合的な実力を主張すべく力が入っている。

　通常であれば大きな会場で各国の精練メーカーやトレーダー、研究者ら、政府機関と直接に情報交換できるのだが、いまだアジアではコロナ禍がおさまっていないことでバーチャル会議となったのは残念ではあるが、逆に気軽に参加できるチャンスでもあるので、ISLCチェアマンのマーク・スティーブソン氏（写真）は「日本の鉛バッテリーリサイクルに関係する方々はぜひ積極的に参加いただきたい」とコメントを寄せている。IRUNIVERSEも微力ながらメディアパートナーとして名を連ねている。

→ https://secondaryleadconference.com/sponsors/

　過去12年間、ISLCは、世界のセカンダリーリードの世界で卓越したイベントとしてその名を築いてきました。この会議は、新興技術からプラント運用の改善に至るまで、最新の市場の詳細と洞察を業界に継続的に提供します。

　Covidは2021年のイベントを仮想世界に強制しましたが、会議は共有と学習の中心としての位置を維持します。内容満載のイベントでは、炉の設計、耐火物、バーナーの設計に関する技術的洞察から汚染防止までをカバーします。主要な市場アナリストは、世界の主要な市場に関する包括的なデータとインテリジェンスを提示します。また、いくつかの新興技術の進捗状況に関する最新情報も提供します。

１．この会議は、研究者、技術者、エンドユーザー、マーケターのための主要なフォーラムであり、その仕事には、学習、接続、成長のための二次鉛製錬と精製の多くの側面が含まれます。

２．この会議の目的は、この重要な業界のすべてのセグメントにわたって知識を共有し、増やすことです。二次鉛製錬のすべての側面をまとめます。プラントの設計、製錬体制、耐火物、バーナーの設計、スラグの形成と構造、汚染と環境管理などのプレゼンテーションについて話し合います。

３．画面に直接表示される最も明るい洞察！二次リードの世界からの最新かつ最高のもののためにどこからでも私たちに参加してください。

　私たちの最初のバーチャル国際二次鉛会議は、まったく新しいレベルの直接的な関与を誇っています。仮想体験により、より多くの代表者がプレゼンテーションやライブディスカッションに参加できるようになります。

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https://secondaryleadconference.com/

（参考：2019年の第6回ISLCReport）

　・2019/09/02 ISLC　Report 1　国際二次鉛会議　バリ島で開幕！

　・2019/09/03 ISLC Report 2　世界の鉛規制は鉛電池の将来を脅かすのか？

　・2019/09/04 ISLC Report 1 The sixth International Seconda

　・2019/09/04 ISLC Report 3 ホンジュラスのULABリサイクルの経緯と課題