住友重機械工業は6月28日、MTエナジーからMTエナジー発電所建設にかかわる工事(建設予定地:宮崎県都城市)を受注したと発表した。発電出力は5,750キロワット(kW)で、2023年の運転開始を予定している。受注金額は公表していない。(ロゴはヤフー画像から引用)

 

 この発電所は、山林の未利用材を原料とした木質チップを燃料として使用するバイオマス発電設備である。地元(都城市)の木質バイオマス資源を有効活用することで、素材生産業はもとより地元製材業の活性化につなげる狙いがある。

 

 発電設備は、住友重機グループが国内外で500缶以上の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用している。住友重機は、CFBボイラが高効率バイオマス発電の分野で高いシェアを得ており、この実績が受注につながったとしている。

 

(IRuniverse)