第20回 「国際自動車リサイクル会議」(IARC) 2021が6月23~25日、スイスのジュネーブで開催されます。20回目となる今回は、以下の3つの理由から自動車リサイクル事業にとって、より重要な年となります。
なお、会議はOnsite & Virtual方式で実施します。(写真は前回のIARC開催時の様子) まず第一に、自動車に対する燃費規制が厳しくなる欧州連合(EU)で、使用済み自動車の部品にかかわるOEMや自動車の解体事業は、リサイクル業界全体にどとまらず、バイク、トラック、バスなどのモビリティー・セクターにも影響が波及する可能性があります。
第二に、EUは、EUグリーンディールおよびサーキュラーエコノミーパッケージの一環として、特定のリサイクル材料の輸出を禁止することを計画しています。
最後に、エレクトロ・モビリティーの普及が加速するにつれて、リサイクル業界では、解体や破砕にかかわる新技術への投資と、これに対応し得る人材育成が急務となっています。
◆トピックス
① 基調講演:スイスEPA、EU委員会、自動車メーカー、金属リサイクル業者、リサイクル会社
② 自動車、収集団体、輸送業者、解体業者、リサイクル業者など、いくつかの業界に影響を与える新しい法的要件。
③ 新しい自動車技術とリサイクルへの影響:電気および電子部品
④ 電動化による市場での車両の進化
⑤ 素材に焦点を当てる:プラスチック、二次原材料、危険物
⑥ 解体とシュレッダー:リサイクルプロセス、機器、選別技術、解体作業の自動化で将来の革新的なソリューションに対処する方法
⑦ 安全と教育(啓蒙活動)の役割の増大
⑧ 国別報告
⑨ グリーン・ディール&サーキュラー・エコノミー・パッケージの一環として、EUからの廃棄物輸出禁止が世界のリサイクル産業に与える影響にかかわる専門家による討論
広々とした展示エリアでは、通信ネットワークを構築し、素晴らしい関係を築く機会を来場者(参加者)に提供します。
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スイスで開催される、このユニークなリサイクル会議に是非ご来場ください!
→ IARC Website:https://icm.ch/en/iarc-2021
→オンライン参加登録用リンク:https://icm.ch/en/iarc-2021/iarc-2021-registration-virtual-event
(IRuniverse)