双日は4月23日、米カリフォルニア州を拠点に水素燃料搭載航空機、航空機用水素供給網の開発・実用化を進めているユニバーサル・ハイドロジェン・カンパニー(UH2)に出資し、UH2との協業によって航空機用水素燃料事業へ参画すると発表した。出資額は公表していない。(写真は双日のHPから転載)

 

 気候変動対策の重要性が高まるなか、世界の二酸化炭素(CO2)排出量の約3%を占める航空業界においても、2050年のネット・ゼロエミッション化に向け動き出している。ICAO(国際民間航空機関)やIATA(国際航空運送協会)、国内外の大手航空会社といった業界全体で世界規模で技術開発などの取り組みが加速している。

 

 双日は、UH2の技術力とネットワークを掛け合わせることで、水素燃料機の導入・普及を行ない、さらに水素サプライチェーンの構築に向けた新たなソリューションを市場へ提供することで、航空分野の環境負荷低減に貢献すると強調している。

 

(IRuniverse)