ジョンソン・マッセイ(JM)はこのほど、ニッケルリッチ正極材料の一種であるeLNOの商業化に向けた戦略的開発事案を発表した。(ロゴはYahoo画像から引用)

 

 それによると、フィンランド国営の Finnish Minerals Groupとパートナーシップを締結し、既に公表済みである再生可能エネルギーだけを動力源とし、革新的な排水処理ソリューションを組み込んだ、フィンランドで2番目なる商業プラントの開発を支援するとしている。 

 

 また、バッテリー材料生産のための重要な原材料の長期的な持続可能な供給が確保され、電気自動車(EV)の効率的なサプライチェーンを構築することを目的に、JMはロシアのNornickelからのニッケルとコバルトの供給にかかわる契約を締結したほか、 リチウム生産で知られる南米チリのSQMと水酸化リチウム供給に関して合意したという。

 

(IRuniverse)