中国の第14次五カ年計画に基づき、華能海南昌江原子力発電第2期事業で出力120万キロワット級の「華龍一号」ユニット2基が建設される。投資総額は約40億元。 完成後、海南省に年間180億キロワット時のクリーンエネルギーを供給することができる。 海南昌江原子力発電第2期工事の核島、常規島土建工事は、武漢に本社を置く中国核工業第二二建設有限公司(以下、「中核二二公司」という)が請け負う。

 

 海南昌江原子力発電第2期事業は、中国核集団が独自の知的財産権を持つ最新技術を採用している、 世界の最新の核安全基準を満たすことは中国の核工業発展66年以来の総合能力の集成体現であり、中国の原子力発電革新発展の重大な象徴的成果であり、中国が原子力発電大国から原子力発電強国への歴史的飛躍を実現する上で重要な意義がある。

 

 60年以上にわたり中国の原子力工業建設に力を入れてきた基幹施工単位として、 中国中核二二公司は中国大陸初の原子力発電所である秦山原子力発電所の建設に参加して以来、 10余りの大型原子力発電プロジェクトの建設請負と土建施工技術の研究開発を通じて、すでに「華龍一号」、AP1000、高温ガス炉、燕龍炉など国内外の主流炉型10余りの専門建設技術を掌握しており、高基準、高品質、安全で信頼性の高い原子力発電所の建設に必要な保証を提供している。

 

 

(IRUNIVERSE 趙 嘉瑋)