日立造船は、全固体LiBで世界最高性能を確認したと提案し、同社の株価が注目されております。
LiB電池の次世代技術で水素が燃料電池で注目されております。
日立造船は、水素社会ではどんな提案をしているのでしょうか?
1.水電解による水素生産設備「オンサイト型水電解水素発生装置ハイドロスプリング」
・純度:99.999%水素
・能力:時間当たり水素発生量:1㎥-10㎥、50-200㎥, 200㎥以上
・特徴:固体高分子型(PEM電解槽)イオン交換膜を備えた電解槽、水素気液分離器、酸素気液分離器、
今回は再生可能エネルギー用に200㎥以上の設備提案を行った。
2.CO2からメタンを製造する提案「メタネーション試験装置」
・高性能メタン化触媒による二酸化炭素CO2 をメタン化へ高速変換(H2+CO2=CH4)
CO2転換率:99%以上、
エネルギー変換率:75-80%
メタン濃度:96%以上
低圧(1atm以上)かつ低温(200℃)で作動
・仕様:メタン発生量:0.1Nm3/h
CO2 消費量:0.1Nm3/h
水素消費量 :0.4Nm3/h
今回の提案は未だ試験装置ですが、今後の温暖化ガス対策の試験需要に応える様です。
今回の技術提案は、未だ産業用としての能力は不明ですが、果敢に提案した点が素晴らしいと思います。
(IRUNIVERSE TK)