石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はこのほど、2021年1月15日付で、南米チリの探鉱企業であるGeomantos Mineralsと同国のマントスデワラワラ地域で共同探鉱を実施する契約を締結したことを明らかにした。

 

    同地域はアントファガスタ州の海岸線沿いに位置し、首都サンティアゴから北へ約1,200キロメートル。近年の地表調査などにより特定の火山岩及び砕屑岩層中に酸化鉄-銅-金(IOCG)型或いはマント型の銅鉱化作用が分布していることが確認され、高品位銅鉱床の胚胎が期待されるという。周辺にはMichilla鉱山やMantos Blancos鉱山をはじめとする中~大規模高品位銅鉱山が存在している。JOGMECは6年間で計220万ドルを拠出し、探鉱を行うことでプロジェクトの権益100%を取得するオプション権を得る見通しという。

 

(IRuniverse)