昨年7月1日から、レジ袋(プラスチック製買い物袋)の有料化がスタートしたが紙袋も有料化が始まっている。

 

 亀岡市では紙袋まで有料化が進んでいます。理由はごみを出さない地域社会と小売業の負担を削減するためだ。反対も勃発してこれで環境汚染が減っているのか、周りにはごみの山は変わらない、コロナの感染でレジ袋や紙袋の新しいものを提供してほしいと声が多数ある。ごみ袋の大半はプラスチック製である。レジ袋が削減できても、代替のプラスチック製袋の需要が増えれば、プラスチックごみは減らないと思われる。

 

 欧米では日本に先立ってレジ袋を有料化する取り組みが始まったが、同じ袋を使い回すと新型コロナウイルスの感染リスクが高まるなどとして、無料で提供する動きが再び広がっている。BBCニュースによると、アメリカ西部のカリフォルニア州は、2016年、全米で最も早く小売店などでのプラスチック製レジ袋の提供を禁止し、再利用可能な袋や紙袋を10セント、日本円で10円余りで販売する法律を導入したが、州内での感染の拡大を受け、客が再利用できる袋を持ち込むと店員が感染するおそれが高まるなどとして、昨年4月、一転してレジ袋などを無料とした。

 

 サンフランシスコでは、客が再利用できるバッグやマグカップなどを店に持ち込むことを禁じる行政命令を出した。東部メーン州ではことし4月から、レジ袋の提供を禁止し、再利用可能な袋や紙袋に5セント以上、日本円で5円余りで販売する法律が施行される予定したが、やはり感染リスクを考慮して来年まで延期されることになった。

 

 また、イギリスのイングランドではゴミを減らすため、2015年からレジ袋を1枚5ペンス、日本円6円余りで販売したが、感染の拡大を受けネットスーパーを利用する人が増えたことから、配送作業に遅れが出たりしないよう、レジ袋を一時的に無料で提供することになった。

 

 私(筆者)が教えているカレッジで外国人にも反対賛成を聞いてみました。

 

 カナダ人学生リアンさんは有料化に賛成した。日常生活では環境のために行動する人は少ないです。有料化すれば、強制的でもたくさんな人が環境のためにいいことをしているとなります。1人では何も変えられない。ならば、100人、1000人、1000000人のであればどう?それは必ず変化をもたらす。紙の使用量が削減し、無駄遣いの一つが消えます。そしてレジ袋はどう?レジ袋はプラスチック袋です。何枚が毎年、海を汚したり、水生動物を殺したりしている。使用量の削減により、わずかだけでも状況を良くなる。

 

 では、経済的はどうでしょう?

 

 確かに、店にとって、コストが減る。我々はどうだ。もっと支払っているということになる。しかし、他の方法で考えれば、それは利益の意味を持つようになります。有料化は全員に対象。買えないことで利益をしていることになる。

 

 一袋はほぼ10円。一週間は70円。一ヶ月は280円。一年間は3360円。つまり、袋を買うぐらいなら、ゲームが買えるようになる。もっといいところでその金を使える。

 

 スリランカのシマサンさんに聞くと、紙袋は何世紀にもわたって貿易と商業の一部。 従来、布やジュートの袋は、製造業者や農場から小売業者や店主への輸送中に大量の商品を梱包するために使用され、その後、紙袋を使用して少量の商品を最終顧客に配布していた。 実際、紙袋は今でも、菓子屋のオーナー、屋台の食べ物の売り手、パン屋、小さな野菜の売り手などの小さな食品小売業者によって使用されていた。

 

 一方、紙袋の構造的な硬さと表面の特徴により、ビニール袋に比べて高品質の画像、ロゴ、デザインを印刷するのに理想的であり、紙袋はファッション、高級、プレミアムギフト包装業界でヒット。  今日、紙袋は新しいトレンド。 ほぼすべての場所から紙袋を運ぶ人々を目撃することができる。 人々はそれらを学校、オフィス、小売店に運びます。 したがって、創造的な解決策を模索することも非常に重要。 それがビジネスと最も重要な環境の両方に利益をもたらすことができるように。

 

ネパール人のプラカスさんは  

 ビニール袋は多くの点で有用ですが、1つの理由により、環境に非常に有害であることが証明されている。ビニール袋は非生分解性であるため、簡単に分解されないため、廃棄が非常に困難。 私たちの土壌は、1つのプラスチックバッグを分解するのに約500年かかる。 それらを燃やしても、有毒ガスが大気中に放出されるため、役に立たない。 その極端な有害な影響にもかかわらず、ビニール袋は軽量で、便利で、耐久性があり、経済的であるため、今日広く使用されている。

 

 長所として、 ビニール袋は、陸と海の汚染物質のハッシュ。 それらを禁止することは、それが私たちの環境に引き起こす極端な損害から永遠に解放されることを意味する。 私たちの土地と海には、ごみがはるかに少なくなる。 それが人間、動物、海洋生物にもたらす健康への悪影響は取り返しのつかないもの。 それらを禁止することは、はるかに健康的な旅に私たちを踏みにじるだろう。

 

 ビニール袋は石油を使用して製造され、年間数兆個の量で生産。 そのような大量の石油は、代わりに自動車燃料のようなより重要な基本的な必需品に向けることができる。

 

 

短所

 ビニール袋を禁止することは、私たちが代替としてより有機的な材料を見つけなければならないことを意味。 ビニール袋のよく知られた代替品は紙袋。 コモディティペーパーは現在広く使用されているため、すでに大量生産されており、このために伐採される樹木の数によって環境に大きな打撃を与えている。 今、紙袋を導入することはこれに悪影響を与えるだけ。 その場合、そのような広く使用されている製品の代替として他の有機材料を導入することは、すでに最小化された天然資源のより大きな枯渇を意味するだけ。

 

 

結論

 ビニール袋を禁止することの短所を問題または機会として見る。 必要性を認識すると、天然資源が少ないという問題は、より多くの木を植えることによってより多くの天然資源を生み出す機会に変わる可能性がある。

 

​ 日本人学生にも聞いてみた。

 

 木村さんは紙袋の有料化について賛成。

 自分は有料化される前から、マイバッグを持参して買い物をしていたので、あまり気になりません。ビニール袋は破けたりするので使いづらい。

 割り箸や、プラスチックスプーンも有料化すれば環境汚染を控えることができると思います。結論は、必要な場合は100円ショップなどで手に入れば、より経済が回ると思う。

 私はレジ袋と紙袋の有料化に賛成。

 ゴミを出すための袋の需要が増加するため変わらないという意見がある。

 しかし、レジ袋はゴミ袋として適切ではない場合がほとんど。

 お土産などに使用される紙袋も、大概ゴミになってしまうケースが多い。

 プラスチックと紙はどちらも大切な資源なので、無駄は極力省いた方が良いと思う。

 私はごみを出すことについて見直す点では賛成

 日本はいまだにごみ排出率が上位なので、それを知ってもらう必要があり、そのきっかけになればいいなと思う。

 

 川口 秀さんはレジ袋の有料化について反対。

 なぜなら買う人はレジ袋を買うし買う人が多ければレジ袋を作っておいて置くので結局前と変わらないと思う。

 結論から、レジ袋紙袋禁止賛成か反対について、状況に応じて考慮すべきである。たしかにごみ袋の原料は環境汚染で問題になっているがこれだけで環境汚染は解決しているのか。

 今はコロナでできるだけ菌を防ぐために日ごろ我々は努力している。さらに今消費者は経済的に大変であるときにいままで無料だったところを有料するのはどうだろう。小売業は利益は出ているのだろうか。伊勢丹にはいっている四陸の店員に聞いてみた。そこの店は現在も袋は無料。袋が無料なので、かえって今もお客様の売り上げが上がっていると言っていた。

 

 

(K.YOSHIDA)