米政府はこのほど、対イラン制裁強化策を発表した。イラン国内の鉄鋼・金属メーカー12社のほか、イランと取引実績がある中国の開封平煤新型炭材料科技(KFCC)、イラン鉱山会社の海外関連3社を制裁対象に指定したことを明らかにした。

  イラン国内では、パサルガド・スチールやギラン・スチールなどが制裁対象となった。イランの鉄鋼やアルミニウム、銅産業に関係する団体・個人を制裁対象に指定する2019年の大統領令に基づく措置とされる。

  また、米政府は、イランのミドルイースト・マインズ・ミネラル・インダストリーズ(MIDHCO)も対象に指定したほか、同社の独子会社や中国などにある関連会社も制裁対象に加えた。

 

(IRuniverse)