後々にはトランプ政権の重要な仕事として評価されることになるだろう。23億ドルのパンデミック援助と支出パッケージ法案に12月27日、トランプ大統領は執行命令にサインした。この中に8億ドルの電気自動車用の磁石用レアアースやその他戦略的鉱物への基金が含まれる。鉱山会社はこの分野で優位に立っている中国への反撃に支援となると評価している。法案は5,593ページに及び、レアアースの他グリーン技術、武器開発などが含まれる。

 具体的に法案は、連邦の地質学的調査の改善、レアアースの処理技術やリサイクル技術、鉱山教育改善の支援などが含まれている。全国鉱山事業協会、産業貿易企業の他、エネルギー燃料企業、その他レアアース企業などが法令の鉱山に関する条項を評価している。

 米国の国内レアアース生産者の復活が中国との論争を考慮するとワシントンには高い優先度になった。上院のエネルギー委員会の議長で昨年鉱業規制法案を導入したLisa Murkowski議長は、この規制法案が予算を増大させたと語った。

法案は主としてエネルギー部門で金属需要見通し、石油需要の地質学上の調査を求めており、鉱山業者はこの法案により将来計画を立て易くなり、特に新型コロナcovid-19以降の米国の近い将来から中期に必要な投資を新たに見直す事に繋がったと、Medallion Resource Ltd上席執行役 Mark Saxon氏は語った、尚同社は現在テキサス州でレアアースの分離精製工場を建設中だ。

 USA Rare EarthのCEOのPini Althaus氏は鉱山条項が、超党派の成果であり、米国の鉱山から磁石までのサプライチェーンにとり分岐点になると語り、同社はTexas Minerals Resources Corpとレアアース開発プロジェクトを推進している。

 

(IRUNIVERSE TK)